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事業報告

概況

  • 令和6年度、全体供給高は1,079,152千円(前年比101.0%)となりました。令和5年度供給実績1,068,551千円から10,601千円増加しました。
  • 人件費は計画比90.4%と計画内で執行されています。働き方改革を進め総労働時間の減少が要因です。職員給与は低迷していた期間は昇給などができおらず、令和6年度も給与改定を行い職員のベースアップを行いました。年度末には計画数値以上が確定しましたので、日頃の職員に報いるべく期末手当を支給しました。各部署の経費削減策を実行しながらLED化また、老朽化した共同購入支所の冷凍・冷蔵庫の改修を行った結果、物件費は計画比の100.7%となりました。
  • 経常剰余金87,898千円となりました。宅配事業の仲間作りが堅調に推移し利用件数が伸びた事、葬祭事業の内製化が進み粗利益率が向上した事、遊休資産の売却が進捗した事により本部経費の圧縮が進みました。組合員の皆様のご協力のおかげで4期連続の経営黒字となりました。
  • 生協ひろしまから令和3年-令和4年2年間の宅配手数料減免(支援金)は、令和7年度から116,660千円を5年間で返済いたします。
 

1.事業報告

(1)供給事業(納品係)

実績 (千円)
予算比 (%)
前年比 (%)
納品係供給高
67,032
111.7
101.6
納品係経常剰余金
5,168
128.8
131.7
  • 納品事業は工場内での売店や関連企業への納品、イベントなどの受託をしています。供給高は予算差+7,032円(前年+1,051千円)となり計画、前年を超過する結果となりました。
  • 経常剰余金は予算差+1,156千円(前年+1,244千円)となり予算と前年は大きく超過した結果、黒字となりました。

(2)宅配事業( 共同購入 )

実績(千円)
予算比(%)
前年比(%)
共同購入供給高
742,235
102.2
104.2
共同購入経常剰余金
43,214
125.9
109.7
共同購入班
個配
合計
班数
組合員数(人)
組合員数(人)
組合員数(人)
令和6年度末
546
1,816
2,202
4,018
令和5年度末
533
1,736
2,086
3,822
前年比
102.4%
104.6%
105.6%
105.1%
  • 宅配事業の供給高は742,235千円で予算比102.2%、前年比104.2%(前年差+30,106千円)となり、予算は16,235千円超過をしています。
  • 重点課題として仲間作りを強化しています。新規増件数は167人と伸長し、供給高増に結び付いています。
  • 経常剰余金は+43,214千円で予算比125.9%(前年比109.7%)となりました。計画と前年を超過した結果、黒字となりました。

(3)葬祭事業

実績(千円)
予算比(%)
前年比(%)
葬祭事業供給高
269,884
117.3
92.9
葬祭事業経常剰余金
39,514
295.5
96.1
(メモリアル会員状況)
令和6年度末(人)
令和5年度末(人)
前年比(%)
メモリアル新規会員数
270
333
81.0%
登録会員口数
3,024
2,274
132.9
  • 葬儀施行数は308件(前年▲25件)と前年比92.4%減少となりました。因島生協地域内の死亡者数が636名(前年552名)と全体でも昨年から増加したものの生口島に競合店が進出し施行件数は減少しました。供給高は269,884千円で予算比117.3%(前年比92.9%)となり計画は達成しましたが、前年は未達の結果となりました。
  •  当家との打合せ時には故人様へ最後の儀式として湯灌のおすすめをしています。湯灌施行数は183件となりました。重点課題にある専門業務(アシスタント・納棺・司会)等の内製化が前進したことや、原価交渉、仕入れ先の変更を行った結果、経常剰余金は+39,514千円となり結果、黒字となりました。
  • メモリアル会員数は実会員数・預り金を精査しカウント方法を変更しています。今後の葬祭事業の安定化のためにもメモリアル会員募集を積極的に進めてまいります。

(4)共済事業

令和6年度末(件)
令和5年度末(件)
前年度比(%)
<<たすけあい>>
914
981
93.1
<<あいぷらす>>
432
430
100.4
<<ずっとあい>>終身生命
14
13
107.6
<<ずっとあい>>終身医療
70
62
112.9
<<学生総合>>
10
6
166.6
共済合計
1,440
1,492
96.5
  • 満期・失効を含めた契約満了が急激に増え保有件数は減少傾向です。
  • 職員のスキルアップを図るため、学習会を適時開催しました。
  • 給付状況は206件(前年比77.7%)、給付額は12,132千円(前年比62.0%)となりました。

対処すべき重要な課題

 
 
 令和6年度は昨年に引き続き経営黒字になり、各事業部の投資や改修工事を行いました。全体では照明設備のLED化や車両入替を行い、宅配事業では開所以来の冷蔵庫入替を行いました。葬祭事業では生口ホールへの移転、因島ホールでは壁紙張替や畳入替を行いました。
 再建計画は着実に進んでいますが、宅配事業の課題である新規加入者の進捗鈍化がみられ、供給高10億円を目指す上で現在より新規利用者1,000人増が必須です。この課題を着実に進めるためにも営業活動を行って参ります。葬祭事業は人口統計によると件数は増加傾向とありますが、葬儀の簡略化小型化が進み1件当たりの単価が減少しています。今後もこの傾向が進むとみており、今後の対応と致しまして、内製化を進め事業効率化を進めて参ります。本部ではシステムによる管理機能強化や遊休資産の対応などを進めて参ります。
 令和7年度も役職員一同懸命に努力して参ります。組合員の皆様方のご支援、ご協力がなければ経営基盤の強化をする事ができません。引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 

組合員数と出資金

令和5年度
令和6年度
前年対比 (%)
組合員数(人)
11,883
11,866
99.8
出資口数(口)
289,191
272,344
94.1
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